カーペットにダニはいる?ダニを寄せ付けない、防ダニカーペットで家族を守るダニ対策!
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「お天気の良い日は、お布団と一緒にラグやカーペットも天日干しして、気持ちよくしたい!」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
お日様の光を浴びたラグやカーペットは、なんだかフカフカで清潔になったような気がしますよね。
でも、ちょっと待ってください!
実は、ラグやカーペットの天日干しは、場合によっては大切なラグ・カーペットを傷めてしまう原因になることもあるんです。
そこで今回はラグやカーペットの天日干しがなぜNGなのか、長く大切に使うための正しいお手入れ方法について、詳しく解説していきますね。
「うちのラグやカーペット、最近なんだか元気がないかも…」と感じている方も、ぜひこの記事を読んで、お手入れ方法を見直してみてくださいね!

ついついお天気が良いと、何でもかんでも天日干ししたくなりますよね。
太陽の光には、除菌効果があるイメージもありますし。
でも、ラグやカーペットにとって直射日光は、時に強すぎる刺激になってしまうことがあります。
まず、多くの方が気にされるのが色褪せです。
強い紫外線を長時間浴びることで、ラグやカーペットの染料が分解され、色が薄くなったり、部分的に変色してしまうことがあります。
特に、鮮やかな色のものや天然素材で染められたものは、色褪せしやすい傾向にあります。
次に、繊維へのダメージも無視できません。
直射日光の熱によって、繊維が乾燥しすぎて硬くなったり、もろくなってしまうことがあります。
特にウールなどの天然繊維は、高温に弱く、縮んでしまう可能性もあるんですよ。
また、ラグやカーペットの裏に使われている素材も、天日干しによって劣化する場合があります。
例えば、接着剤が剥がれてしまったり、ゴム製の滑り止めがひび割れてしまうことも。
このように、お天気だからといって安易に天日干ししてしまうと、ラグやカーペットの色合いや風合いを損ねてしまう可能性があるので屋外で長時間干す際には注意が必要です。

ここでは、天日干しによって具体的にどのような色落ちや繊維の劣化が起こるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
紫外線による色褪せは、想像以上に進行することがあります。
最初はほんの少しの変化かもしれませんが、何度も天日干しを繰り返すうちに、買った当時の鮮やかな色がみる影もなく褪せてしまうことも。
特に赤や紫などの色は紫外線に弱く、色褪せしやすいと言われています。
そして、繊維の劣化も深刻です。
強い日光に長時間さらされると、繊維を構成する分子が破壊され、繊維がスカスカになったり、切れやすくなったりします。
これにより、ラグやカーペットの耐久性が低下し、本来のふっくらとした感触が失われてしまうことも。
また、熱による影響も見逃せません。
特に夏場の強い日差しは、ラグやカーペットの表面温度を非常に高くします。
これにより、繊維が収縮したり、硬化したりすることがあります。
一度傷んでしまった繊維は、元に戻すことが難しい場合が多いので注意が必要です。
さらに、色落ちや繊維の劣化はラグやカーペット全体の見た目を損なうだけでなく、アレルギーの原因となるダニやカビが繁殖しやすい状態を作り出してしまう可能性もあります。
劣化した繊維は、汚れが奥まで入り込みやすく、落としにくくなってしまうことも。
大切なラグやカーペットを長く愛用するためには、天日干しによるこれらのリスクをしっかりと理解しておくことが大切です。

「じゃあ、ラグやカーペットはどうやってお手入れしたら良いの?」そう思われた方もいるでしょう。
天日干しが大切なラグやカーペットの劣化するリスクになってしまうなら、他にどのような乾燥方法が効果的なのでしょうか?
おすすめするのは、風通しの良い日陰での陰干しです! 直射日光を避けることで、色褪せや繊維のダメージを最小限に抑えながら、ラグやカーペットにこもった湿気をしっかりと逃がすことができます。
陰干しは、天日干しのように急激な乾燥を防ぎ、ラグやカーペットの繊維を優しくいたわりながら乾かすことができます。
これにより、生地本来の風合いを保ち、長く快適に使うことができます。
また、湿気を取り除くことは、ダニやカビの繁殖を防ぐ上でも非常に重要です。
ラグやカーペットは、汗や食べこぼしなどで湿気を含みやすいもの。
陰干しを定期的に行うことで、ラグやカーペットを清潔な状態に保つことができます。
「陰干し=部屋干し」と思っている方もいるかもしれませんが、そうではありません。
風通しの良い屋外での陰干しです。
ベランダや庭など、直射日光が当たらない場所を選んで、ラグやカーペットを干してあげてくださいね。
もし、どうしても屋外に干せない場合は、室内の風通しの良い場所に広げて乾燥させるだけでも効果があります。
扇風機や除湿機などを活用するのも良いでしょう。
このように、天日干しよりも陰干しの方がラグやカーペットを傷めずに、しかも効果的に乾燥させることができます。

それでは、実際にラグやカーペットを陰干しする際の4つの重要なポイントを解説していきますね。
ラグやカーペットは、床と接している裏面に湿気が溜まりやすいので、最初に裏返しにして干すのがおすすめです。
こうすることで、湿気がこもったままになるのを防ぎ、効率よく乾燥させることができます。
ラグやカーペットの陰干しする場所は、風通しの良い場所を選びましょう。
風が通り抜けることで、こもった湿気が効率的に排出されます。
干す際にベランダの手すりなどに直接かけると、間に風が通りにくくなることがあるので、洗濯竿を使うなどして、空間を作るように工夫して干してくださいね。
洗濯竿が2本ある場合は、ラグ・カーペットが折り重ならないよう2本の上へ広げてM字型にをかけると、より風通しが良くなります。

陰干しの鉄則は、直射日光を避けることです。
もし、どうしても日陰がない場合は、薄手のシーツやカバーなどを干すラグやカーペットの上にかけて、直射日光が直接当たらないように工夫しましょう。
ラグやカーペットを干す目的は湿気を乾燥させることなので、湿気の多い曇りの日は避けて晴れた日が何日か続いているような乾燥した日に行うのが最適です。
湿度が高い日に干しても、なかなか乾かず、かえって雑菌が繁殖してしまう可能性もあります。
また、普段のお手入れであれば、2~3時間程度の陰干しで十分です。
ラグやカーペットを長期で収納する前など、しっかりと乾燥させたい場合は1日程度陰干しすると良いでしょう。
これらの4つのポイントを守って陰干しすることで、ラグやカーペットを優しく、そして効果的に乾かすことができますよ。

ラグやカーペットにとって湿気は大敵です!
湿気がこもった状態が続くと、ダニやカビの絶好の繁殖場所になってしまいます。
定期的な陰干しは、ラグやカーペットに溜まった湿気を取り除くことができるので、ダニやカビの繁殖を効果的に抑えることができます。
特に、梅雨時期や湿気の多い季節はこまめに陰干しを行うように心がけましょう。
陰干しをする目安としては、半年に1回程度行うのがおすすめです。
梅雨前の6~7月と、ダニが活発になる前の1~2月に行うと、より効果的ですよ。
また、拭き掃除をした後や、ラグやカーペットを収納する前にも、必ず陰干しをしてしっかりと乾燥させるようにしてください。
半乾きの状態で収納してしまうと、カビの原因になります。
さらに、陰干しと合わせて、こまめな掃除機がけもダニ・カビ対策には非常に重要です。
ラグやカーペットの毛並みに沿って、そして逆方向にも丁寧に掃除機をかけることで、奥に潜むダニやゴミを吸い取ることができます。

春先などの乾燥した季節は静電気でホコリが壁に溜まりやすいですし、
人が集まる場所や食事をする場所などは、ダニのエサとなるタンパク質系のホコリが溜まりやすいので意識して掃除を行いましょう。
月に一度程度、中性洗剤を薄めた水で固く絞った雑巾で拭き掃除をするのも効果的です。
その後、洗剤分が残らないように、きれいな水で絞った雑巾でしっかりと拭き取り、最後に乾いた雑巾で水分を拭き取ってから、風通しの良い場所で陰干ししてくださいね。
これらの陰干しとこまめな掃除を組み合わせることで、ラグやカーペットを常に清潔な状態に保ち、ダニやカビの心配を減らすことができます。

今回の記事では、ラグやカーペットの天日干しがNGな理由と、長く大切に使うための正しいお手入れ方法について解説してきました。
お天気の良い日に何でもかんでも天日干しするのは避け、大切なラグやカーペットは風通しの良い日陰で優しく陰干ししてあげてくださいね。
陰干しの際には、裏返しにして干すこと、風通しの良い場所を選ぶこと、直射日光を避けること、そして乾燥した日を選ぶという4つのポイントをしっかり守りましょう。
また、定期的な陰干しとこまめな掃除機がけは、ダニやカビ対策にも繋がり、ラグやカーペットを清潔に保つための重要な習慣です。
ラグやカーペットは、お部屋の印象を大きく左右する大切なインテリアアイテムです。
正しいお手入れをすることで、その美しさを長く保ち快適な空間を演出することができます。
今回ご紹介した陰干しを中心とした正しいお手入れ方法を実践して、あなたの大切なラグやカーペットをいつまでも快適に愛用してください。
もし新しいラグやカーペットの購入を検討されているのであれば、カーペットマルシェで探してみてはいかがでしょうか。
豊富な品揃えの中から、きっとお好みの商品が見つかるはずです。
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