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タイルカーペットの欠点ってある?今知っておきたいデメリットとメリットを徹底解説!
お部屋の印象を左右する床材は、快適な空間作りに欠かせない要素です。
「オフィスや店舗の印象を左右する床材はどうしよう?」
「スタッフや来客が快適に過ごせるようにしたい」
といったお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
タイルカーペットはオフィスや商業施設では定番の床材として活用され、デザインや機能性のバリエーションも年々増えています。
ですが、どんな便利なアイテムにも、「知っておけばよかった!」と後悔しないためのポイントがあるもの。
「実際に敷いてみたらイメージと違った…」「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、タイルカーペットを購入する前にポイントをしっかり把握しておくことが大切です。
この記事では、タイルカーペットの基本的な情報から気になるデメリット、そして、それを解消するための対策、さらにタイルカーペットがもたらす素晴らしいメリットまで、しっかり解説していきます。
最後まで読んでいただければ、あなたのオフィスや店舗に最適なタイルカーペットを選び、快適な空間を手に入れるためのヒントがきっと見つかりますよ!
目次
タイルカーペットってどんなもの?購入前に知りたい基本情報

まずは、オフィスや商業施設などで広く使われているタイルカーペットの基本的な情報からご紹介していきましょう。
タイルカーペットとは、その名の通り、タイル状になったカーペットのことなんです。
一般的なサイズは40cm角から50cm角の正方形が主流ですが、中には六角形のものや床板のような長方形のタイプも販売されています。
ロール状の大きなカーペットとは違い、1枚1枚が独立しているのがタイルカーペットの大きな特徴です。
また、タイルカーペットは用途に応じて“業務用”と“家庭用”に分けられます。
特にオフィスや商業施設では業務用タイルカーペットが多く採用されており、その高い耐久性と機能性から定番の床材として支持されています。
ここからは、それぞれの特徴や違いについてご紹介します。
業務用と家庭用タイルカーペットの違い
「タイルカーペットってオフィスでよく見るやつでしょ?」と思われた方もいるかもしれませんね。
実は、タイルカーペットには大きく分けて「業務用」と「家庭用」があり、それぞれ特徴が異なります。
- 1.業務用タイルカーペット:
主にオフィスや、ホテルのロビー、商業施設の共用廊下など、人の出入りが激しい場所でも長く使えるように設計されています。
高い耐久性が特徴で、人通りが多い「中歩行」「重歩行」の場所に適しています。
汚れにくい防汚機能や、触れた時の静電気を防止する制電機能、防炎機能が備わっている製品も多いです。
デザインはシンプルな無地から洗練されたおしゃれなデザインまで幅広くあり、主にオフィスや店舗などで利用されることが多いです。
通常、設置する際は床用ボンドで接着して使用するため、ズレにくい構造になっています。 - 2.家庭用タイルカーペット:
住宅環境での使用を想定して作られています。軽歩行(リビングや寝室など歩行量が少ない場所)に適しています。
洗える機能や防ダニ、防炎機能があるものも多く、家庭での清潔さを保つのに役立ちます。
デザインパターンも豊富で、さまざまな色から選べるのが魅力です。裏面に滑り止め加工が施されており、接着剤なしで「置くだけ」で設置できるタイプが多いです。
「え、こんな欠点も?」タイルカーペットの気になるデメリット

タイルカーペットには多くのメリットがありますが、オフィスや施設に導入する際に「事前に知っておきたい」デメリットも存在します。
ここでは、業務用の現場で実際に考慮すべき注意点を整理しました。
導入後に「想定と違った」とならないために、しっかり確認しておきましょう!
質感が硬く感じられるかも?
一般的なタイルカーペットは裏面に塩ビやフェルトなどの硬い基材を使用しており、フカフカした絨毯に比べると硬さを感じやすい傾向にあります。
特に、業務用で多く採用されるナイロン糸タイプは耐久性に優れる一方、踏み心地がやや硬く感じられる場合があります。
長時間着席する執務スペースや会議室などでは気になりにくいですが、快適性を重視する休憩スペースやラウンジでは事前にサンプルで質感を確認しておくと安心です。
湿気がこもりやすい・カビの発生リスク
タイルカーペットは通気性があまり高くありません。
例えば、地下フロアや湿度の高い環境に設置すると、床下に湿気がこもりカビが発生する可能性があります。
特に、コンクリートスラブの床に直接施工する場合は注意が必要です。
防湿シートを併用する、定期的に換気を行うなど、施工時・運用時の対策を取ることが望まれます。
つなぎ目が気になる場合がある
タイルカーペットは複数のパネルを並べて敷くため、どうしてもつなぎ目が生じます。
光の当たり方やデザインの選び方によっては、このつなぎ目が目立つこともあります。
オフィスのエントランスや来客スペースなど、意匠性を重視する場所では、つなぎ目が目立ちにくいデザインやランダム貼りのレイアウトを検討すると効果的です。
全面施工には手間とコストがかかる
部分的な張り替えが可能なのはタイルカーペットのメリットですが、全面を一気に敷き詰める場合は、1枚ごとに配置するため時間と労力がかかります。
特に広いオフィスや商業施設では、基準線を設定し正確に敷き詰める施工が必要です。
このため、専門業者による施工を依頼するケースが一般的であり、その分の施工費用も考慮する必要があります。
デザインのバリエーションが限られると感じることも
近年は業務用でもカラーバリエーションや模様入りが増えてきていますが、一般的には無地やシンプルな柄が中心です。
落ち着いた雰囲気を重視する業務空間には適していますが、より個性的なデザインを求める場合は、選択肢が限られると感じることもあります。
デメリットを解消!タイルカーペットを長く快適に使うための対策

「デメリットを知ると、タイルカーペットを購入するのどうしようかなぁ…」と心配になった方もご安心ください!
タイルカーペットのデメリットは、適切な施工方法や工夫によって、ほとんど解消できるんですよ。
ここからは、長く快適にタイルカーペットを使うための対策術をご紹介しますね!
肌触りや質感を調べてから購入するのがおすすめ!
タイルカーペットの硬さが気になる場合は、購入前に必ず質感を調べてから購入するようにしましょう。
オンラインショップで購入する場合は、どんな質感や肌さわりなのか商品ページで説明文を読んでみたり、店舗で購入する場合は、実際の質感や肌触りを自分の手で確かめるようにしてくださいね。
また、タイルカーペットの中には、本物の絨毯のような柔らかな質感や、毛足の長い「カットパイル」タイプも存在します。
利用する空間に応じて最適な仕様を選びましょう。
湿気・カビ対策は「定期的なケア」が大事!
地下階や湿度の高いエリアに施工する場合は、防湿シートや防カビ効果のある下地材を併用するのがおすすめです。
また、定期的な清掃・換気・除湿を行うことで、湿気のこもりやカビの発生を防げます。
飲み物をこぼした場合などは、すぐに該当タイルを取り外し、下地までしっかり乾燥させることが長持ちのポイントです。
ズレ防止には「すべり止め」で「しっかり固定」を!
タイルカーペットのズレを防ぐには、いくつかの効果的な方法があります。
- ●滑り止め加工のものを選ぶ:
裏面に滑り止め加工が施されたのタイルカーペットを選びましょう。
これは置くだけでズレにくく、賃貸物件でも床を傷つける心配が少ないですよ。
※当店の業務用タイルカーペットに滑り止め加工はついておりません。
業務用カーペットは全面接着工法等を使用した施工を推奨しております。 - ●対応する床材に敷く:
タイルカーペットが吸着しやすいフローリングやクッションフロアの上に敷くようにしましょう。
畳やコンクリートの上ではズレやすいので注意が必要です。
つなぎ目対策は貼り方と製品選びで工夫!
つなぎ目を目立たなくするには、敷き方や柄・テクスチャ—選びがポイントです。
- ●市松貼りにする:
最も一般的な敷き方で、タイルの向きを交互に変えて貼る「市松貼り」は、光の反射を分散させ、つなぎ目が目立ちにくくなる効果があります。
- ●柄物やテクスチャーのある製品を選ぶ:
無地よりも柄物や、凹凸のあるテクスチャー(表面の質感)を持ったタイルカーペットの方が、つなぎ目が自然になじみやすいですよ。 - ●プロに依頼する:
より完璧な仕上がりを求めるなら、経験豊富な業者にリフォームを依頼するのも一つの手です。
全面敷きもコツを掴めば大丈夫!
タイルカーペットを敷く場合、全体に敷き詰めるのが大変と感じる場合は、「中心から端に向かって敷く」というコツを覚えておきましょう。
部屋の中心に糸などで基準線を引いておくと、バランスよく綺麗に敷き進めることができますよ。
また、業者に依頼すれば、専門的な技術で隙間なく綺麗に敷き詰めてくれるので、安心です。
デザイン性を活かした空間演出

タイルカーペットといっても、無地一辺倒ではありません。
最近では多彩な色やパターンが展開されており、ゾーニングや空間演出に活用されています。
例えば業務用タイルカーペットの場合、
・執務エリアと休憩スペースで色を変えて分ける
・企業イメージに合わせたカラーコーディネートを行う
・商業施設ではアクセントカラーで来客導線を強調する
といった工夫で、実用性とデザイン性を両立した空間づくりが可能です。
欠点を補って余りある!タイルカーペットがもたらす驚きのメリット

ここまでデメリットと対策について見てきましたが、タイルカーペットには、それらを補って余りあるほどの素晴らしいメリットがたくさんあるんです!
オフィスや施設などの業務用シーンはもちろん、ご家庭でも役立つ魅力をご紹介します。
とにかくお手入れが簡単で経済的!
タイルカーペットの最大のメリットは、メンテナンス性の高さです。
- ●部分洗い・部分交換が可能:
汚れた部分だけ取り外して洗えるため、全体を丸洗いする必要がありません。
落ちない汚れや破損があっても、その部分だけ交換すればOKです。 - ●長期的に経済的:
カーペット全体を買い替える必要がないため、業務用の大規模スペースでもコスト削減につながります。 - ●防汚・撥水機能:
特に業務用では撥水・防汚加工が標準仕様になっていることも多く、日常清掃がとても楽になります。
デザインの自由度が魅力!自分だけの空間を創造

タイル状の構造を活かして、色や柄を自由に組み合わせられるのも魅力です。
- ●自由なカスタマイズ:
ワークスペースと休憩スペースを色で区切るなど、視覚的に空間を分けることができます。 - ●部屋の間取りにフィット:
お部屋の形に合わせて大きさを調整したり、余分な部分はハサミやカッターでカットしたりできるので、L字型の部屋や細長い廊下、柱の周りなど、どんな場所にもピッタリと敷き詰めることができます。 - ●視覚的なゾーニング:
間仕切りを使わずに、色やデザインを変えることで、ワークスペースと休憩スペースなど、視覚的にお部屋を区切る(ゾーニング)こともできます。
これはオフィスだけでなく、ご家庭でもリビングとキッズスペースを分けたい時などに活用できますね。
床をしっかり保護!賃貸物件にも嬉しい!
床面に直接敷くことで、フローリングや床材を傷や摩耗から守ります。
特に賃貸オフィスや賃貸住宅では、退去時の修繕費リスクを軽減できる点が大きなメリットです。
優れた防音・吸音効果で静かな暮らしを
タイルカーペットは、一般的なフローリングやラグに比べて音を吸収しやすく、足音や物音の響きを抑える効果があります。
そのため、生活音や会話の反響をやわらげ、静かな空間づくりに貢献してくれるのが大きな魅力です。
業務用としては、オフィスや教育施設、図書館など、集中や静粛が必要とされる環境に最適です。
また家庭用では、集合住宅における階下への生活音トラブルを防ぐ有効な対策としても選ばれています。
ホコリの舞い上がりを防いで空気をきれいに
フローリングの部屋では、人が歩くたびにホコリが舞い上がって、空気を汚してしまうことがありますよね。
タイルカーペットは毛足があるため、空気中に舞うホコリを吸着し、飛散を防いでくれる効果があるんです。
これにより、オフィスや室内の空気をきれいに保ちやすくなり、ハウスダストに悩まされている方にとっては、アレルギー症状の緩和につながる可能性もありますよ。
冬の冷えも軽減!優れた保温効果
タイルカーペットは、冬場の床の冷えを軽減し、室内の暖かさを保つ保温効果も期待できます。
断熱機能を持つカーペットは、室内の熱が外へ逃げるのを防ぎ、暖房効率を向上させるため、電気代の節約にもつながるんですよ。
足元からくる冷えを気にせず、快適に過ごせるのは嬉しいですよね。
耐久性が高く、長持ち!
タイルカーペットは、多くの人が行き来する場所での使用を想定して作られているため、耐久性が非常に高いというメリットもあります。
摩擦や色あせに強く、長期間の使用にも耐えられるように製造されています。
特にオフィスなど使用される業務用タイルカーペットは、重歩行にも耐えるよう丈夫な素材が使われています。
あなたの理想の空間を「カーペットマルシェ」で実現!

いかがでしたか?今回はタイルカーペットの「知っておきたい欠点」と、それを補って余りある「驚きのメリット」や「快適に使うための対策」について、ご紹介してきました。
タイルカーペットは、「質感が硬く感じるかも」「湿気がこもりやすい」「ズレることがある」といったデメリットも確かに存在します。
しかし、質感を確認したり、定期的な換気や敷き方を工夫することで、これらのほとんどは解消できることがお分かりいただけたかと思います。
むしろ、「汚れた部分だけ洗える・交換できる手軽さ」「自由にデザインをカスタマイズできる楽しさ」「床の保護や防音、保温効果」といった、タイルカーペットならではの素晴らしいメリットは、オフィスや商業施設などの業務用シーンはもちろん、ご家庭においても役立つ魅力です。
例えば、オフィス環境を改善したい方、賃貸物件にお住まいの方、小さなお子さんやペットがいるご家庭、そして何よりも自分だけの快適でおしゃれな空間を作りたい方にとって、タイルカーペットはまさに理想の床材と言えるでしょう。
「カーペットマルシェ」では、皆さんの理想の空間づくりをサポートするため、創業から140年を超える、SUMINOEの高品質でデザイン豊富なタイルカーペットを豊富に取り揃えております。
ぜひ「カーペットマルシェ」で、あなたのライフスタイルにぴったりのタイルカーペットを見つけて、快適で美しい毎日を実現してください。
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ショールーム一覧

TOKYO 東京ショールーム
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