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タイルカーペットは何年持つ?寿命を延ばす秘訣と張り替えのサインをプロが解説!
オフィスの床材、何となく選んでいませんか?実は、床はその空間の印象を大きく左右する重要なインテリア要素です。
特にタイルカーペットは、デザイン性や機能性の高さから多くのオフィスで採用されています。
しかし、「導入したタイルカーペットは一体何年くらい使えるの?」「できるだけ長くきれいに使いたいけど、どうすればいいんだろう?」「そろそろ張り替え時かな?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、タイルカーペットの寿命や見逃してはいけない張り替えのサイン、寿命を延ばす秘訣について、詳しく解説していきます!
この記事を読めば、あなたのオフィスのタイルカーペットをより長く、快適に使い続けるためのヒントがきっと見つかりますよ。
目次
平均的なタイルカーペットの寿命は約5~6年!使用環境で大きく変わるって知ってましたか?

まず、みなさんが一番気になる「タイルカーペットの寿命」についてお答えしますね。
一般的に、タイルカーペットの耐用年数(寿命)の目安は、およそ5~6年といわれています。
タイルカーペットの使用環境や素材によっては5~8年、あるいはそれ以上持つという見方もありますが、一つの目安としてこの年数を覚えておくと良いでしょう。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。
実は、タイルカーペットの寿命は、「どこで」「どのように」使われているか、つまり使用環境やメンテナンスの状況によって大きく変わってきます。
例えば、人の出入りが激しいオフィスのエントランスと、あまり人が立ち入らない役員室とでは、床にかかる負担が全く違いますよね。
同様に、定期的にきちんと掃除されているタイルカーペットと、ほとんど手入れされていないタイルカーペットとでは、劣化のスピードに大きな差が出ます。
つまり、使い方や日頃のお手入れ次第で、タイルカーペットは目安の年数よりも早く寿命を迎えてしまうこともあれば、逆に目安以上に長持ちさせることも可能なんです。
次の章では、その寿命を左右する具体的な要因について、さらに詳しく見ていきましょう。
あなたのタイルカーペットは大丈夫?寿命を縮める「交通量」「メンテナンス」「品質」の3大要因

タイルカーペットの寿命が使用環境によって変わることはお分かりいただけたかと思います。
ここでは、特に寿命に大きく影響を与える「3つの要因」について解説します。
ご自身のオフィスの状況と照らし合わせてチェックしてみてくださいね。
交通量(人の往来)
オフィス内での人の移動、いわゆる「交通量」は、タイルカーペットの寿命を左右する最も大きな要因の一つです。
エントランスやメイン通路、執務スペースの主要動線など、多くの人が頻繁に歩く場所は、どうしても摩耗が早く進んでしまいます。
逆に、会議室や役員室、書庫など、使用頻度が低い場所は比較的長くきれいな状態を保つことができます。
人の往来が激しい場所では、繊維がすり減ったり、踏みつけによってパイル(毛足)がへたったりしやすいため、耐用年数が短くなる傾向にあります。
そのため、交通量の多い場所には、それに耐えうる高い耐久性を持った製品を選ぶことが非常に重要になってきます。
メンテナンスの有無
定期的な清掃やメンテナンスを適切に行っているかどうかも、寿命に直結する大切なポイントです。
- ●一般的には週に数回程度の掃除機がけが目安とされていますが、来客の多いエントランスや人の往来が激しい場所では、毎日のお手入れが望ましい場合もあります。
- ●掃除を怠ると、ホコリや髪の毛、外部から持ち込まれた砂などが繊維の奥に溜まり、劣化を早めてしまいます。
- ●飲み物をこぼした際のシミを放置すると、見た目が悪いだけでなく菌やカビの繁殖、不快な臭いの原因になることもあります。
適切なメンテナンスはタイルカーペットの美観を保つだけでなく、衛生的で快適なオフィス環境を維持し、製品自体の寿命を延ばすことにも繋がります。
製品の品質(素材や構造)
購入時にどのような品質のタイルカーペットを選んだかも、耐久年数に大きく影響します。
特に業務用タイルカーペットでは、素材の違いが耐久性の差として顕著に現れます。
・ナイロン製:
耐久性、弾力性、耐摩耗性に非常に優れており、へたりにくいのが特徴です。
人の往来が多い場所での使用に適しており、オフィスや商業施設などで最も一般的に使われる素材です。
初期コストはやや高めですが、長く使えるため長期的に見るとコストパフォーマンスに優れています。
・ポリプロピレン製:
ナイロンに比べて安価なのが魅力です。
もっとも軽く、原着使いで環境にやさしく、遊び毛も少ない素材です。
弾力性、柔軟性、摩擦に強い素材ですが、ナイロンに比べて弾力性や耐久性は劣ります。
これが出たら張り替え時?見逃せないタイルカーペットの交換サイン

「うちのオフィス、そろそろ張り替え時かな?」と感じたら、タイルカーペットの状態をよく観察してみてください。
ここでは、プロが見る「張り替えを検討すべきサイン」を具体的にご紹介します。
一つでも当てはまったら、交換のタイミングかもしれませんよ。
表面の摩耗やパイル(毛足)のへたり
カーペットの表面がすり減って、毛が寝てしまっている(パイルが潰れている)状態は、劣化の初期サインです。
さらに劣化が進むと、よく歩く部分だけ毛足が完全になくなり、下地(地組織)が見えてしまっていることがあります。
これは明らかな交換のサインです。
落ちない汚れやシミ
コーヒーやインクなどをこぼしてしまい、クリーニングしても取れないシミや汚れが目立つ場合も張り替えのタイミングです。
長年使用することで全体の黒ずみが目立ってくることもあります。
日焼けによる色褪せや黄ばみ
窓際など、直射日光が当たる場所が色褪せたり、黄ばんだりしているのは経年劣化のサインです。
家具を動かしたときに、置いてあった場所との色の違いがくっきりと分かる場合も、全体的な色褪せが進んでいる証拠です。
不快な臭いの発生
掃除をしてもカーペットからカビ臭さや湿っぽい臭いが取れない場合、内部でカビや雑菌が繁殖している可能性があります。
これは見た目だけでなく、健康面にも影響を及ぼす恐れがあるため、早急な対処が必要です。
機能性の低下やその他のサイン
-
裏面の吸着部分が劣化し、タイルカーペットがズレやすくなった。
-
タイルカーペットの一部が沈み込みが大きくなった場合。
-
長期間の使用で接着剤などの樹脂が劣化し、カーペットをめくると床に白い粉が落ちている。
-
水分がカーペットの下に染み込み、床下自体が変形してしまっている(この場合は緊急の対応が必要です)
これらのサインは、タイルカーペットが寿命を迎えていることを示しています。
快適で安全なオフィス環境を保つためにも、見逃さずに適切なタイミングで張り替えを検討してくださいね。
ぐっと長持ち!タイルカーペットの寿命を延ばす日頃のお手入れと賢い使い方

せっかく導入したタイルカーペット、できるだけ長くきれいに使いたいですよね。
ここでは、日頃からできるお手入れのコツと、寿命を延ばすための賢い使い方をご紹介します。
少しの工夫で、カーペットの寿命はぐっと延びますよ!
基本は「週数回」を目安にした掃除機がけ
タイルカーペットを清潔に保つためには、定期的な掃除機がけが基本となります。
一般的には週に2回程度が目安ですが、来客の多いエントランスや人の往来が激しい場所では毎日のお手入れが望ましい場合もあります。
効果的に掃除するためのポイントはこちらです。
- ●毛並みに逆らってかける:
繊維を立ち上げるように掃除機をかけると、奥に入り込んだゴミやホコリまでしっかり吸い取れます。 - ●ゆっくり、丁寧に動かす:
1平方メートルあたり20秒以上かけるのを一つの目安に、スピードを落として丁寧に動かすと効果的です。
特によく歩く場所は、念入りに行いましょう。 - ●粘着クリーナー(コロコロ)も仕上げに活用:
掃除機で取り切れない髪の毛や細かな糸くずは、粘着クリーナーを併用するとすっきり取れます。
汚れたらすぐに「部分洗い」
飲み物をこぼして汚してしまっても、慌てなくて大丈夫です。
タイルカーペットは1枚ずつ取り外して洗えるのが大きなメリットです。
- 1汚れたタイルカーペットをすぐに取り外します。
※施工方法によっては接着剤で固定されている場合もあり、簡単に取り外せない場合があります。
取り外し可能なタイプかどうか、設置方法を確認したうえで行ってください。 - 2中性洗剤を薄めたぬるま湯をつけ、ブラシなどで軽く叩くようにして汚れを落とします。
※製品によっては色落ちや変質の恐れがあるため、事前に目立たない場所で試してから行うと安心です。 - 3洗剤が残らないよう、きれいな水でしっかりすすぎます。
- 4タオルなどで水分をよく拭き取り、直射日光を避けて風通しの良い場所で陰干しして完全に乾かしてください。
湿気が残るとカビの原因になるので、しっかり乾燥させるのがポイントです。
この「部分洗い」ができるおかげで、カーペット全体を交換せずに美観を維持しやすく、コスト面でも安心です。
「月に一度」の拭き掃除でさっぱり
日常の掃除機がけでは取り切れない皮脂汚れや黒ずみには、月1回程度の拭き掃除がおすすめです。
- 1ぬるま湯で固く絞った雑巾でカーペット全体を拭きます。
- 2汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた液で拭いたあと、水拭きで洗剤を残さないようにしましょう。
- 3最後に乾いた雑巾で乾拭きして水分をしっかり取り除きます。
カビを防ぐためにも、湿度が低い晴れた日に行うのが理想的です。
日焼けを防ぐ賢い使い方
窓際のカーペットは、どうしても紫外線による色褪せが気になりますよね。
そんなときは次の工夫が役立ちます。
- ●遮光カーテンやブラインドを活用:
日差しが強い時間帯は、遮光カーテンやオフィス用ブラインドを閉めるだけでも色あせ防止に効果があります。 - ●タイルの配置をローテーション:
可能であれば、日当たりの強い部分と弱い部分のタイルを時々入れ替えると、色落ちを均一化でき、部分的な劣化を防げます。
※施工方法によっては接着剤で固定されている場合もあり、その場合は簡単に入れ替えられないことがあります。
取り外し可能なタイプかどうか、設置方法を確認したうえで行ってください。
こうした日頃のちょっとした工夫が、タイルカーペットを長持ちさせるコツにつながります。
ぜひ、ご自身のオフィスでも取り入れてみてくださいね。
快適空間を長く維持するために!最適なタイルカーペットの選び方

ここまで寿命やメンテナンスについて解説してきましたが、最も重要なのは、最初に「使用環境や用途に合った製品を正しく選ぶ」ことです。
オフィスの床は家庭よりも過酷な環境にさらされます。
オフィスで長く快適に使うためには「耐久性」「機能性」「デザイン性」の3点を意識しましょう。
- ●耐久性:
家庭よりも過酷な環境になるオフィスでは、まず耐久性がポイント。
おすすめは「ナイロン素材」。引っ張り、摩擦などに非常に強く、軽くて弾力性もあり、交通量の多い通路やエントランスなどでも長持ちします。 - ●機能性:
快適で安全なオフィス空間づくりに役立つ多彩な機能があります。
防炎:火の広がりを防ぎ、安全性を高める(オフィスでは必須の基準機能)
防汚:汚れが付きにくい(来客の多い場所に)
消臭:休憩室や喫煙スペースなどで臭いを軽減
撥水:飲み物をこぼしても染みにくく、清掃がラク
制電:静電気を防止し、ホコリがつきにくい - ●デザイン性:
快適で安全なオフィス空間づくりに役立つ多彩な機能があります。
機能だけでなくオフィスの雰囲気を決めるのもデザイン。
コーポレートカラーを取り入れたり、色分けでゾーニングしたり、柄で広がりを演出するなど、工夫次第で社員やスタッフの気分も高まります。
タイルカーペットの寿命は一般的には5~6年ですが、使用環境を含む交通量・メンテナンス・製品の品質で大きく変わります。
長持ちさせるコツは正しいお手入れと、最初の製品選び。
新しくすることでオフィスの雰囲気が一新し、清潔感は社員の意欲改善にもつながります。
カーペットマルシェでは、耐久性・機能性・デザイン性に優れた業務用タイルカーペットを豊富にご用意しています。
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